美しさの真髄が
分からなかった20代の頃
フランス映画を観ても
フランスの俳優は
何て幸運であろうと思っていた
それは分かりやすい
造形の美しさとして
アメリカ人俳優よりも
フランス人俳優は乏しく
フランス人女優との比較に
差を感じていたからである
今も青い私だが
このように青過ぎて
緑になるような時代がある
美しさは造形でも
体型でもない
内側から醸し出す
オーラとエネルギーである
その正体は
生きる美学から創られる
だからこそ
フランス人男性とは美しい
年齢を重ねれば重ねるほど
フランス人男性は
成熟さが増すことで
人前に立つ仕事でない
人でさえレベルが高い
幼稚園や小学校へ子供を送る際
子供を送る
フランス人パパの姿に
これは絶対に日本では
見れない光景であると
当時は思った
今は当たり前過ぎて
常識となってしまったが
日本とフランスの
日常レベルの相違の一つである
何故
フランス人男性が美しいのか
一つは家の過ごし方であり
彼らは仕事から戻っても
絶対に「部屋着」と云うものに
着替えることはない
就寝するまで
スーツ姿か仕事から戻り
プライベートな
装いに着替える
そこにLazyな装いが存在しない
そして
これが全てであると思うが
子供時代の環境である
フランス人は子供がいても
子供が理由で
関係性が「パパとママン」に
変わることはなく
男女で在り続けること
だからこそ
互いに緊張感を持ち
生きることが出来る
これは
相手へのリスペクトである
だからこそ
どちらかが家事を全面的に
負担しなくてはならないと
云うことはなく
時間が空いている方が
すれば良いと云う考え方である
このような背中を見ている
フランスの子供たちは
女性が家事をしなくては
ならないとの固定観念もない
例えば
ママンのキッチン中に
パパが手伝うならば
そうすべきなのだと
言葉で説明をしなくとも
子供は自然と常識とし
脳に植え付けられる
少し話が
逸れてしまったが
パパやママンが
外と家の中で装いや
緊張感が変わることがない
洋服の崩れは
心の怠惰に繋がり
人生の緊張感をなくし
周波数を落とす
今日はメイクをしたくない
今日は適当な格好でいいか
このように思うとき
ご自身のマインドが
どのような状態であるか
客観的に観察されると
私の説明は不要である
マインドが弱いと自覚される方
直ぐに流されてしまうと感じる方
このような方こそ
美学を纏われることで
人生のコルセットとなり
地の果てまで落ちなくなる
人間とは哀しいかな
落ちるのは一瞬であり
落ちている時こそ
気づけないものである
人が何故
芸術に心を奪われ
音楽に感動し
太陽が昇る瞬間に
心が浄化されるのか
全ては
そこには「美しさ」が在り
そのエネルギーの神秘性を
魂が
知っているのである
比較するものがないこと
これこそ
人生の幅を狭めるものである
比較をした時に
今の人生とは別の人生を
歩みたい
このように思えたとき
人間には新たな力が生まれる
そして
これが行動力となる
想像力無くして
人生の幅とはあり得ない
だからこそ
積極的に生命力に溢れる
美しさに触れること
女性の皆さま
一度の人生に於いて
枯れている
無駄な瞬間(とき)とは
ないのであります
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